2023年9月20日(水)、第一回となる
「自分をもてなし、ととのえる。ワタシ茶会。ー9月 長月」を
大阪・堺筋本町にあるコワーキングスペースThe DECK様に於いて実施しました!その開催レポートです。
The DECKさんは、ものづくりもできるコワーキングスペース・シェアオフィス!
そこでは⼥性のための起業準備⽀援サービスWINGも実施されていて、コーディネーターの向井さんに大変、大変お世話になりました。
そのご縁で、The DECKさんにてワークショップを実施させていただきました。
このワークショップの目的は、
色々な悩みや迷いはあるけど、毎日忙しすぎて日々が通り過ぎていってしまう女性のための、
ちょっと立ち止まって自分が大切にしている情景を探し、味わい、一服の茶を飲むことで
自分をもてなし、ととのえること。
茶の湯の世界に気軽に触れて愉しみ、自分を自力で癒す方法を、茶の湯のエッセンスから一緒に創り上げることです。
ヤハズススキ、カンゾウ、白と紅色の萩を徳利の花器に。
軸は「月清千古秋」。
「つききよし せんこのあき」と読み、
「月の澄み切った秋の光景は、遙か大昔から少しも変わることなく、これからも変わることはない。悠久の時を感じさせる鮮やかな名月と秋の光景」という意味です。
かつて、講師が20代後半、ハードな仕事×私生活でのあれやこれやで大変だった時期がありましたが、茶の湯に救われた経験があります。
その本質である「市中の山居(しちゅうのさんきょ)」という概念を、
この「9月、長月」において、ご自身に落とし込んでいただくワークを一緒にしました。
ポイントは「五感」で設えを味わうこと。
設いのメインアイテム・お軸を中心に
どんなイメージがふくらむでしょうか?
「清い月」って、あなたにとってどんな月?その情景ってホッとしますか?
もっと脳内の映像を先鋭化するにはどんな要素が必要?
いくつもの問いを自分自身に問いかけながら、
ゆっくりと「自分のこころのふるさと、自分だけの別世界」を
参加者の方と一緒に創り上げました。
カキカキカキ・・・お絵描きも!
ご自身で抹茶を点てていただき、季節の和菓子も愉しみました♪ 今月は菊の意匠。
9月 長月は菊の季節。9月9日は重陽の節句でしたね(他の節句と比べて影が薄いですヨネ…悲
)。
たかが一服。されど一服。
この一服のために別世界を創り上げ、体験することで、
その間だけは俗世間のことからは一切離れてやろう、という試みである茶の湯。
*ご参加いただいた方のお声*
「マインドフルネスを体験したような感じ。
普段、自分自身にこんなにしっかり向き合うことがないのでいい時間だった。
ワークショップの中で、忘れていた、自分が大切にしている風景を思い出せた。」
こういったご感想をいただきました。
茶の湯の面白さを感じていただけて、本当に嬉しいです!
また、月ごと(もっというと週ごと)に見える世界も違います。
今後も月ごとにテーマを設けて実施していきます!
↑The DECK代表の森澤さんと、大変お世話になっている向井さんと。テンパり過ぎて目があいてない(笑)
ということで、おかげさまにて無事に第一回目のワークショップを開催することができました。ご参加くださったゲスト様、The DECK様、本当にありがとうございました!!!
今後は、The DECK様の「ものづくりFAB SPACE」を利用させていただき
ゲストと一緒にオリジナル茶道具を作るなんてことも考えていこうと思います!
次回の開催は、10月14日(土)@The DECKさん(来店予約ページ近日公開)を予定しています。
仕事に家事に育児にと疲れた女性の皆さま、ぜひご参加をお待ちしています♪!
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