【開催レポート】自分をもてなし、ととのえる。ワタシ茶会。ー10月 神奈月

2023年10月14日(土)、第2回となる
「自分をもてなし、ととのえる。ワタシ茶会。ー10月 神奈月」を
大阪・堺筋本町にあるコワーキングスペースThe DECK様に於いて実施しました!

その開催レポートです。

このワークショップの目的は、
色々な悩みや迷いはあるけど、毎日忙しすぎて日々が通り過ぎていってしまう女性のための、
ちょっと立ち止まって自分が大切にしている情景を探し、味わい、一服の茶を飲むことで
自分をもてなし、ととのえること。
茶の湯の世界に気軽に触れて愉しみ、自分を自力で癒す方法を、茶の湯のエッセンスから一緒に創り上げることです。
その第2回となるワークショップでした。
まずは、じっくり今月のお軸の拝見から始めました。
「秋山風月清(しゅうざん ふうげつきよし)」。

秋の山に、風も月も清らかに澄み渡っている。

清らかな秋の夜の情景。

という意味です。

さて、脳内の五感を使って、どんな情景が浮かぶでしょうか?

どんな山?

どんなお月さん?

清らかな秋の夜ってどんなの?

その情景ってホッとしますか?

・・・などなど、じっくり考えていただきました。

続いては、茶杓(ちゃしゃく)の銘(めい)も
各々の参加者さまに考えていただきました。

※茶杓とは、抹茶をすくうスプーンの役割のあるもの。銘とは、その名前。

もっと脳内の映像を先鋭化するにはどんな要素が必要?

どんな銘だったら、脳内の映像を補えるでしょうか?


そして、

「山粧う(やまよそおう)」
「山並み」
など、これも個性豊かな銘が揃いました!
ご自身で抹茶を点てていただき、季節の和菓子も愉しみました♪ 

今月は「錦秋」の意匠。

錦秋とは、錦(にしき)の織物のように自然の色の美しい秋、という意味。

茶会において、和菓子も本当に重要な要素ですよね。


みなさま、自分で創り上げた、立派な神無月におけるワタシ茶会を

開くことができました!


参加いただいた方からは

「ひとりでお抹茶をいただくだけでは得られない知識や出会いの機会をいただいた」
「少人数の落ち着いた空間で、敷居の高い茶道について少しでも知ることができて勉強になったし、何より癒されました。」
「お抹茶をいただくだけのつもりで参加したのですが、それ以外にも様々なワークや貴重なお話のおかげで、想像以上に楽しく有意義な時間でした。また参加したいです。」

という嬉しい感想をいただきました!

雨の中、お越しいただいて感謝感謝です!



たかが一服。されど一服。
この一服のために別世界を創り上げ、体験することで、
その間だけは俗世間のことからは一切離れてやろう、という試みである茶の湯。
この素晴らしさを、丁寧に伝えていきたいと改めて感じました。
ということで、おかげさまにて無事に第2回目のワークショップを開催することができました。

ご参加くださったゲスト様、The DECK様、本当にありがとうございました!!!


今後も月ごとにテーマを設けて実施していきます!

次回の開催は、11月23日(木)@The DECKさん(来店予約ページ近日公開)を予定しています。
仕事に家事に育児にと疲れた女性の皆さま、ぜひご参加をお待ちしています♪!

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